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学校支援地域本部事業スタートに当たり

 平成20年、学校支援のためのボランティア活動の仕組みづくりや組織的運営を目指し、学校支援地域本部事業が文部科学省の肝いりでスタートしました。

 この事業は、学校と家庭・地域社会が総ぐるみとなって、学校の教育活動に保護者や地域社会の皆さんが参加・参画し、学校(教員)支援を通して子ども達の興味・関心に応じた学習活動の充実を図ることを目的としています。

 小平市教育委員会は、平成13年度スタートさせた『21☆小平の教育改革アクションプラン』の重点課題の一つに、学校の教育活動支援を目的としたボランティアやコーディネーター養成を位置づけ、ボランティア活動の推進を図ってきました。

 さらに、多くの皆さんに参加・参画していただき、子ども達との交流を通して子ども達の健全育成活動や少子高齢社会の大きな課題でもある、世代間交流活動を目指してボランティア活動の充実を図ってきました。

 学校と地域社会、小平市教育委員会の取り組みと成果から、本事業のさらなる充実・発展を図るため、内閣府の政府広報番組『Just Japan Plus+』(30分番組)にコメンテーターとして出演し、活動の目的や活動の種類、期待される成果について解説しました。

 後日、本番組制作に関わっておられたジアーズ教育新社の担当者の方から、学校支援地域本部事業のさらなる充実に向け、本事業の実践事例『学校支援実践事例Naviを出版したいということでインタビューを受け、ボランティア導入を進める課題についてお話しした内容が掲載されたものです。

 インタビューの内容ですので、言葉足らずのところもあります。ご参考になるようであれば幸いです。

  まだまだ推進課題も多く、各地で取り組まれている事例を参考にボランティア導入を学校任せにするのではなく、教育行政自らが「地域コーディネーターの養成」「学校支援ボランティアの養成」に責任をもって取り組み、充実を図り、地域社会が『学校の応援団』として活動できるよう、支援と組織づくりを進めていくことが求められます。

学校支援地域本部事業 学校支援地域本部実践事例 Navi

ボランティアの導入で一番大事なことは、地域を知るということです 地域を知るということは人を知ることです

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